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ドッグフード 栄養価 犬は自分で食べ物を選べない!

犬の体やその機能は食事から吸収した栄養素がもととなっています。愛犬が長生きするためにも必要な栄養素とそのはたらきを知っておきましょう。

ドッグフードの必要な栄養素を知ろう!

ドッグフードの画像
私たち人間は食べたいものを自分で選んで好きなものを食べることができますね。野生動物も本能や親の教育に従って必要な食べ物を食べます。

しかし、ペットは人から与えられた食べ物を食べて生きることしかできません。飼い主さんは愛犬に必要な栄養を理解して、その時の犬の体や体調に合わせて適切に選んであげる責任があるのです。

栄養が不足すると健康な体に成長できなかったり、病気をしやすくなったり、寿命に大きく影響したりします。

生命を維持するのに必要な栄養素の割合や必須栄養素は動物ごとに違います。必須栄養素は総合栄養食をあげることで摂取することができますが、飼い主として正しい知識ももっておくと愛犬も飼い主さんも安心ですよ。

水は必要不可欠

  • 新鮮な水がいつでも飲めるように
  • 1日にどのくらいの水を飲んでいるか把握

動物は体脂肪のほぼすべてとたんぱく質半分を失っても生きていくことができると言われています。しかし、水分は15%失うと生きていくことができません。

それほど水はあらゆる栄養素の中でももっとも重要なんです。

1日に必要とする水分量は1日あたりの必要なエネルギー要求量(Kcal)とほぼ同じですが、下痢やおう吐の症状があるときや、フードがウエットかドライ化によっても違ってきます。

新鮮な水がいつでも飲める環境を用意してあげること、そして愛犬が1日にどのくらいの水の量を飲んでいるのかを把握しておくとちょっとした異変にもすぐに気が付いてあげることができます。

犬が1日に飲む水の量の量り方

ペットボトルに水を入れてから容器に注いであげると、入れた量がわかるので把握しやすくなります。

また、計量カップなどで量ってから与えることでも量を把握することができます。飲む量が急に増えた、水を飲む量が少なくなったなど、急な変化はもしかしたら病気の兆候かもしれません。気を付けてあげたいですね。

水の正しいあげ方などはこちらでも詳しく書いていますので参考にしてくださいね。

たんぱく質

たんぱく質は体の組織や免疫機能のもと。成長期にはとくに必要です。多すぎると腎機能障害を引き起こすこともあると言われています。動物によって1日に摂取するたんぱく質の必要量は違います。ドッグフードを切らしてしまったからと、キャットフードで代用したりするのはやめましょう

炭水化物

犬は炭水化物を消化する酵素アミラーゼを唾液の中に持っていないので消化ができない、炭水化物は犬にとって必要ないとの説もあるようですが、最近の研究で、犬のアミラーゼ活性はオオカミの28倍にもなっているということがわかっています。

炭水化物=穀物との考えが広まり炭水化物は消化できないから必要ないとの解釈が広まってしまったのだと思います。犬にとって炭水化物は必要な栄養素です。

脂肪

炭水化物やたんぱく質よりも効率のよいエネルギー源です。脂肪というと体に悪いもので肥満のもとと警戒してしまいますが、体の中で合成できない必須脂肪酸の供給源となったり脂溶性ビタミンの吸収を助けたりといった必要な働きもあるので、適量はとらないといけない栄養素です。

ミネラル

ドッグフードの成分の表示では「灰分」と書かれています。ミネラルとは、体の中に含まれる元素のうち、燃やすと気体になる炭素、水素、酸素、窒素を除いた分のことで、灰となって残るため、成分表示には「灰分」と記載されています。

ミネラルは他のミネラルと助け合って機能するため、バランスを保つことがとても大切になります。

ビタミン

ビタミンは微量で体の調子を整える働きをします。成長期にはしっかりと補いたい必須栄養素です。しかし、脂溶性ビタミンは体内に蓄えられるので摂取しすぎないようにする必要があり、脂溶性ビタミンのサプリメントの乱用は避けましょう。