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ドッグフード 炭水化物のさつまいもの写真
ドッグフードの栄養価 炭水化物の大切な役割をまとめました。

犬の栄養素である炭水化物。犬にとってなくてはならない栄養素の一つで、間違った解釈もあるようなので、まとめました。

犬の栄養【炭水化物】

犬 栄養の写真
炭水化物は「糖質」と「繊維質」に分けられ、エネルギー源として使用される栄養素で、適量を与えることが大切です。

炭水化物は犬にはとても大切な栄養素

犬には炭水化物を消化する酵素アミラーゼが唾液の中にないので消化ができないと言われてきました。そのことから炭水化物は犬には必要がないものという説もあるようです。

しかし、最近の研究で、犬のアミラーゼ活性はオオカミの28倍あるということがわかってきています。

炭水化物=穀物という考え方と、消化できないとの考えが広まって、犬には必要ないどころかあげてはいけないものという間違った説が広まってしまったようです。

炭水化物は犬にとってはとても大切な栄養素で、決してあげてはいけないものではないんです。

多すぎると肥満のもとになる【糖質】

  • エネルギー源に
  • 熱を生み出す
  • 他の栄養素の材料に
  • 余ったら脂肪として蓄えられる

糖質は必須栄養素ではないですが、体をつくるうえで必要なエネルギーを供給する栄養素なので、ドッグフードには適量が含まれています。

エネルギー源として使われなかった糖質は、主に脂肪として体の中に蓄積されます。

犬は雑食性の性質があるので、甘いものが大好きです。人が食べる甘い食べ物をほしがることもありますが、なるべくあげないようにしましょう。

しかし、甘いものでも自然の素材、例えばさつまいもやバナナなどといった、味付けや加工をしていないものであげてはいけないものに注意をして、適量であればあげても問題はありません

美味しそうに喜んで食べるからといってあげすぎると肥満のもとになりますので注意しましょう。

腸内を整える【繊維質】

  • 血糖値の上昇を抑える
  • コレステロールの吸収を抑制する
  • エネルギー密度を低下させて肥満を予防する
  • 腸内環境を整える
  • うんちの量とやわらかさを調整する

ドッグフードの成分表では、「粗繊維」と書かれていて、炭水化物のうち、腸内の酵素によって分解されない繊維質は一部が大腸の中の細菌によって発酵して分解されます。

分解されないものも腸内環境を整える作用があり、うんちの水分を増やすなど、便秘や下痢の予防に役立っています。

また、血糖値の上昇を抑えたり、食べ物全体のエネルギー密度を下げることで肥満を予防する役割も果たしています。

猫は甘さがわからない!?
甘さを感じるということは、植物を食べ、エネルギー源として糖分を多く利用する動物には大切な機能です。なので雑食の犬は甘味を感じることができますが、植物を食べない猫は甘味を感じる機能を退化させてしまったと言われています。

犬 栄養 炭水化物の役割【まとめ】

犬は炭水化物は消化できないのであげてはいけない、必要ないというのは間違いです。

消化酵素アミラーゼはオオカミの28倍あると言われ、エネルギー源にや他の栄養源の材料になったり、便秘や下痢の予防に役立つ栄養素なんです。

ただし、あげすぎると肥満のもととなるので気をつけましょう(*^^*)