犬の口臭は歯磨きが一番です。
犬の歯周病による口臭を防ぐには歯磨きが一番!3つのコツで歯磨きを大好き犬にしましょう。
犬の口臭の原因はなに?
愛犬の口臭がきつくなってしまう原因は大きく分けて2つの原因が考えられます。
- 歯周病になっている
- 内臓に病気がある
歯周病になっている
口臭がきつくなる原因で最も多いのは歯周病です。
歯周病とは歯肉が炎症を起こす歯肉炎です。歯根膜や歯槽骨まで炎症が進んだ歯槽膿漏など、歯と歯茎、その周りが炎症を起こしたりする症状をまとめて歯周病といいます。
家庭犬の80%が歯周病になっていると言われています。
内臓に病気がある
口臭が強いと感じていても、実際には胃の調子が悪いこともあります。
また、内臓に病気がある場合にも、歯周病と同じような症状が出る可能性があります。
歯周病による口臭なのか、内臓の病気による口臭なのか判断しづらいので、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
犬の歯磨きの3つのコツ
- 歯ブラシに食材を塗る
- 歯ブラシを噛ませる
- 歯ブラシを動かしてみる
歯磨きはささっと短時間で済ませるのがコツです。
歯ブラシに愛犬の好きな食材を塗る
歯磨きが苦手なワンちゃんには、犬用の歯ブラシに愛犬が好きな食材を塗って慣らしていくという方法です。
歯ブラシに大好きなものをつけて、「歯ブラシ=大好きなもの」と、歯ブラシは嫌なことをするものではないということを認識させます。
例えば、ピーナッツバターやヨーグルト、クリームチーズ、はちみつなど、愛犬の好きな食材を使って慣らしていきましょう。
ちょっと歯に悪そうですが、慣れる間だけですので大丈夫。とにかく愛犬が興味を示して大好きなものがいいです。
また、犬が好む味や匂いのついた液体歯磨きも売られているので利用しましょう。
歯ブラシを犬に噛ませる
歯ブラシに興味を示したら、次は、愛犬が大好きな食材や液体歯磨きがついた歯ブラシを噛ませます。
噛んでいるうちに犬は歯ブラシの感触に慣れてくれます。
歯ブラシを動かしてみる
歯ブラシに慣れてきたら、歯ブラシを持って少しずつ動かしてみます。
こうして少しずつ歯ブラシに慣らして、嫌なものではないということを教えていきましょう。きっと歯磨きを嫌がらなくなりますよ。
犬の歯垢がたまりやすいポイント
犬の歯垢がたまりやすい場所を重点的にチェックしてあげましょう。
- 犬歯の付け根
- 奥歯
犬歯のつけ根
歯垢がたまりやすい犬歯のつけ根は、歯ブラシでかき出すようにして歯垢を取り除きます。
奥歯
人間と同様、奥歯はドッグフードの食べかすや歯垢がたまりやすく、磨き残しも多い場所です。きちんと磨いてあげましょう。
歯磨きの方法いろいろ
- ローリング法
- バス法
ローリング法
歯ブラシをクルクルと回すような動きで磨く方法です。
歯と歯の境目にたまった食べかすや歯垢をかき出すようなイメージで動かします。歯と歯茎の境目を磨くときに効果的な方法です。
バス法
歯ブラシを左右に細かく動かして歯を磨く方法です。
あまり力を入れると歯の表面が傷ついてしまうので、やさしく磨きます。
磨く場所によって使い分けて上手に手早く歯磨きをしてあげましょう。
犬の口臭予防のサプリメント
口臭の原因の一つとして、腸内環境が悪いということも考えられます。サプリメントで腸内環境を整えることで口臭はかなり軽減されることもあります。
ただし、サプリメントの場合には、アレルギーや病気など、愛犬に与えることのできない成分が入っていないか、きちんと確認することが大切です。
良質なドッグフードに変える
口臭の原因が腸内環境の場合には、あげているドッグフードに合成の添加物や質の悪い素材を使っていることが原因のことがあります。
良質なドッグフードに変えたら口臭がなくなったというケースもあります。おすすめのドッグフードはこちらでランキングにして紹介しています。
犬の口臭 歯磨き【まとめ】
犬の口臭の原因は口内の歯周病、腸内環境が悪い、内臓の病気などが考えられます。口内環境が悪い場合には歯磨きが一番!腸内環境の場合にはサプリメントや、良質なドッグフードと、上手にケアしてあげましょう。